SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
  • 管理者ページ
  • RSS1.0
  • Atom0.3

05
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
<< フレンチ・カンカン | main | 荷抜け : 岡崎 ひでたか >>
ピクニック
著:ジャン・ルノワール
みんなのおすすめ度 (5点満点):5.0 点


内容紹介:


感想:クマサン さん

あまりの可憐さ、あまりの美しさ・・・。
のどかな田園風景。その中をいく馬車。もうここからこの掌編の情感あふるる美しさが零れ落ちてしまっている。馬車から見える動く風景。近づいてくる小川のふちにある館。すべてがまばゆく牧歌的。


シルヴィア・バタイユの可憐な愛らしさ。それを窓から覗き込む若者二人。ジャン・ルノワールは光の魔術師。開いた窓から注ぎ込む銀幕の反射のような光、それに見入る男たち。これはもう一枚の絵画。永遠に眺めていたいほどの・・・。

その周りをジャン監督自ら登場人物に扮して歩き回ることの愉快さ。どうやって撮ったのか、カメラを覗きながらではないのに、これほどのものを・・・。

草原は陽を浴びてことのほかまぶしい。そして木陰はことのほか涼しい。そこを縫うように流れる小川は黒く落ち着きはらっている。このコントラストの妙はなに。際立つ水の流れ。そこに入り込もうとしている人々。水と人とが流れていく。あたかも同じもののように。

戯れる男女。人類創生のころからの営みが繰り返される。しかも森で、木々のあいだで。それは恋、それとも夢。思いをかき消す雨の音。ボートはすべる。水面の上を。目前に広がる雫打つ水面、あわただしく広がる波紋。動いていく視線。どこまでもどこまでも・・・。息を呑む映像。二度と表現できないくらい美しい水のたたずまい、自然のありよう。そしてはかない恋。


わずか40分弱。でも長く感じられた。でも短かったような。もっと浸っていたかった。ジャン・ルノワールのカンヴァスの中にもっと・・・。これはそんな映像の魔術。愛と生の絵画。


ご購入はこちらからどうぞ ↓

ピクニック


| DVD | 10:03 | comments(0) | |









http://txt.bearbier.com/trackback/992186