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速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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不思議な数πの伝記
著:松浦 俊輔
みんなのおすすめ度 (5点満点):4.0 点


内容紹介:


感想:しゅてんだる さん

数学の驚異を知る入口として
 円周率πの定義といえば、とりあえずは「円周の直径に対する比」。しかし、少しばかり
数学の奥底へと潜り込んでみると、円や球に関するものに限らず、ひょんなところでこのπに
出会わされることとなる。
 例えば、「無作為に選んだ二つの自然数が互いに素になる確率」は6/(πの2乗)となる。
 この手のπをめぐるミステリーの最たるものはいわゆる「オイラーの等式」。
 本書のテーマは表題の通り、円周率πの来た道を辿ること。アルキメデスによってなされた
かの有名なアプローチにはじまり、πという記号の出自、各国語における円周率の暗記方法、
あるいは3.14の果てしないその先を求めるべく行われるコンピュータとπの格闘という現在
進行形の物語などなど、この「不思議な数」をめぐるストーリーを浅く広く論じる。


「著者はπについて、読者に優しい紹介のしかたができることを願っている」とのことば通り
本書を読むにあたって要求されるのはせいぜい高校数学程度の知識。
 対象とされる読者もおそらくは、数学にそこそこの関心を寄せる一般市民。あるいはまた、
数学嫌いを相手にその奥深さを垣間見せて、少しでもこの世界に引き込むにはうってつけの
一冊とも言えようかと思う。
 しかし逆に、数学にある程度専門的に取り組む人には全く向かないだろうし、例えば前述の
「オイラーの等式」とのことばを聴いてすぐさま、それが何を指しているのか思いつくような
数学ファンにとっても、あまり得るところのない一冊であるように思える。



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不思議な数πの伝記

| 本 : 科学・テクノロジー_2 | 06:35 | comments(0) | |









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