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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
著:細谷 功

みんなのおすすめ度 (5点満点):4.0 点





内容紹介:






感想:Grayfalcon さん

どうも、皆、「勉強の遣り方」が間違っている様に思うが...。
実に、奇妙な本が「話題の書」に為っている様だ。読者層も奇妙だし、
「地頭力」と言うコンセプトも奇妙。

こういう感じの「推定能力」と言うのは、中学受験の算数入試や何かで
求められるタイプの能力であり、「推定」するだけならば、

デスクワークで可能だ。即ち、「現場」にまで出かけて行って、
「現場仕事」に必要な、「現実への臨機応変な対応能力」は
ブラッシュ・アップ出来ないであろう。逆に言うと、
コンサルティング・カンパニーやらシンク・タンクやらの
入社試験ってのは、日本風に言うと「名門中学受験算数」レヴェルに
非常に近いのかも知れん。
しかし、今更、40過ぎた様な中高年読者がMBAを取って、
コンサルとして稼ごうとでも思っているのだろうかか。
一体、この本を読むとしたら、読書の目的は何。

まさか、居酒屋でクイズネタにして「俺って
こんなに、頭良いんだぜ。地頭力って奴だよ。」とか、
そーゆー事を遣りたいんじゃ...。
・・・そもそも、この時代に縄のれんの付き合いを
してくれる様な「酔狂な若い部下」は居ないだろうし、
こんな事遣っていても、別に、モテないだろう。
第一、飲み屋で「フェルミ」ネタに付き合ってくれる様な、
そんな女性が何処に居るのだ。ホステスとか
感心させて見たいのか。・・・


もう少し、判り易く言うと、キヨサキの言うEクアドラントの人間として
生きていこうと考えている者、詰まり、自分は「正社員」のサラリーマンだ、
と言う事に「誇り」を持って生きている様なタイプの人間には、
丸で、無意味な「知的御遊戯」である。
こう言うのが必要なのはBやIクアドラントの人間であって、
例えて言うならば、プロの経営者でビジネス・オーナーに為る事を、
自分の人生プランに組み入れて、真剣に考えている人間だとか、
システム・トレーダーとして、LTCMの連中なんぞ

遥かに凌駕してやるぜ!と野心を燃やして居る人間でなければ
不必要だろう。いや、Sクアドラントの医者や弁護士の場合も、
計画や準備の、言わば「練り」の段階では、こう言う思考訓練も必要だが、
臨床や法廷では「現場力」が重要だ。或いは、医学者・法学者、
更に、経済学者・経営学者と言った学究の道を進む者にとっては必要性は大きいかも、
と言うよりも、もともと、数学者や理論物理学者の「発想」なんだから。
この「考え方」自体が。

こう言うタイプの「『反』現場力」系列の本が売れている状況について

例えば、斉藤孝氏等は、如何思っているんだろうか。多分、彼は
中学入試で、静大付属中受験を経験していると思うが、東大受験の時の、
数学入試の時の自身の経験に基づく「比較論考」の本を書いてくれたり
すると、面白いかも知れない。「教育学者」としての「腕の見せ所」に
為るだろう、と言う気もする。

補足として。
本書で、知的構造体モデルが提示されているが、
ある種の「転倒」が起きているような点に気付いた。

「論理思考」の上に、「仮説推定力」を乗っけている点である。
「論理」が屁理屈為らば、幾らでも「トンデモ仮説」を
構築可能と思われる。其の意味では、「数学」の上に
「算数」を乗っけている様なものである。或いは、
「数学」と「算数」が「ミソクソ一緒」なのか。
いや、こう言う本を読んでると、読者の頭の中で
「数学」と「算数」が「ミソクソ一緒」に為るのかも知れない。
「推定された仮説」の、更にその上に、検証実験と言う
「現場作業」が必要に為る筈だが...。




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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」








| 本 : 人文・思想_2 | 07:09 | comments(0) | |









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