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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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レネット―金色の林檎 : 名木田 恵子




著者:名木田 恵子

みんなのおすすめ度 (5点満点):4.0 点





内容紹介:






すでに読んだ人:ヤキソバ さん

意外な結末
チェルノブイリ原発事故の悲劇を、セリョージャという一人の少年を通して描いている。
<br />里親である日本人家族との心の交流がクローズアップされ、一つの物語を形成している。
<br />しかし、本書が最も描きたかった事象は、原発事故の恐ろしさ、
<br />さらには、戦略的核廃絶に向けての、著者の強い願いだと思う。
<br />

<br />物語の結末は意外だ。
<br />物語は、当初から読者が抱く結末に向かって、突き進んでいる様な感がある。
<br />「レネット」とは金色の実を付ける林檎の木らしい。この木の種を巡って、海歌の心は揺れる。
<br />途中まで読んだ時点で、ははぁ、セリョージャは死んで、
<br />金色の林檎の実に、象徴的な意味を持たせるのかな?という風にも予想した。
<br />
<br />しかし、思惑は違った。
<br />違っていて、良かったと思う。
<br />

<br />物語の終末は、希望に満ちていて、大きな爽快感を後遺しながら幕を閉じる。
<br />著者の悲劇の伝え方は、後味の悪さを伴わない。
<br />この意外性は、本書では、特筆すべき点だ。
<br />
<br />海歌の態度は、逆説的だ。
<br />海歌が思ってもみなかった事を言ってしまったりするのは、兄の死とも、大きく関係している。
<br />しかし、セリョージャの登場以来、その態度が明確に変化してゆくところが、面白い。
<br />感傷的な感想であるが、セリョージャの日本滞在は、たった1ヶ月だとは、短か過ぎる。
<br />数ヶ月、出来れば数年の滞在が出来ないものか?

<br />その点でも、大変希望を持てる結末を迎える。
<br />
<br />こんな悲劇は、繰り返されてはならない。
<br />



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レネット―金色の林檎














| 本 : 幼児・児童向け | 21:19 | comments(0) | |









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