2008.11.14 Friday
あなたは読書でこんな間違いをしていませんか?
え?なんだって?!
学校で教わる読書の方法は間違いなの?
ええ…、間違っていると言わざるを得ません。
現行の教育では、義務教育の期間に国語や社会、道徳の授業などで朗読を推奨しています。
「読み・書き・そろばん」といった寺子屋での教育方針を現在の義務教育でも踏襲しています。
ここに、読書の方法の間違いが生まれる原因があるんです。
原因ってなんですか?
朗読そのものはいいのです。児童期の脳の発達にも効果があります。
しかし、読書は朗読がすべてではありません。
学校側が読書の方法について、さまざまなものがあること、読書にも、レベル(段階)というものがあることに見向きしないことこそが問題です。
え?読書のレベルって?
例えば、小・中学生のときは、その段階にふさわしいやり方、適切なやり方として、朗読を通して文章読解の基礎を築いていたのです。
もっと高次の、発達した読書を目指すときは一旦「音読による理解」から離れて読書に取り組むべきです。
文字という情報を心の中で音声化せずに、文字情報をダイレクトに理解できるようになることで極めてスピーディな読解力を手に入れることができます。
なるほど。そんなこと学校じゃ習わなかったなあ・・・。
ええ。残念なことです。
体系的な読書の方法を学べば、読解力の土台を築くことができます。
このような成果が出るにもかかわらず、いまだに多くの教職者は個々の児童の能力の開花よりも、目先のテストの点数や成績ばかりを気にしています。
読書の仕方があやふやなままでは、成績の向上も受験対策も効率が悪いです。
・・・でも私もう大人だし、ちゃんとした読書の方法習っても、効果ないんじゃないの?
いいえ。
読書法に年齢の制約はまったくありませんし、成人だからこそしっかりした読書法を学ぶ意義があります。
読書法を学ばないというふうに機会を損なうことこそが、最大の不幸ではないでしょうか。
例えば会社にお勤めの方でしたら、ビジネスでの仕事のプライオリティを判断する能力や、有益な情報の収拾能力、クライアントとの交渉の場面での決断力の取得を失うことになります。
これらの能力はすべて、読書の方法の改善で手に入れることのできる能力なのです。
ええ?読書と仕事って・・・何の関係があるんですか?
そのことについては後ほど、お話しします。
じゃあ、どうすれば、ちゃんとした読書を学ぶことができますか?
効果的な方法はあります…が、その前に、あなたは読書でこんな間違いをしていませんか?
- 目的なしに読む
- 一字一句で読む
- 読む速度がいつも同じである。
- 読んだことは、すべて信じ込んでしまう
- 手持ちの言葉に限度がある。
- 通常、同種のもののみ、読む。
- 少ししか読まず、読書を好かない。
- 指やペンで文字を指しながら読む。
- 文章を読み進める際に読んだばかりのところに戻って読み返してしまう。
- 黙読のときに、文章の文字を一句一句心の中で音声化して読んでいる。
何か間違いなのか?と思われると、要注意ですよ。
しかし効果的な読書法を使えば、以下のような体験をすることになります。
- 本を読むスピードが短時間で変化。
- 勉強の悩み・行き詰まりが解消。
- 資格試験など、目標が現実のものに。
- 目や肩の疲れが劇的に軽減。
- 年齢・学歴に関係なく、読書スピードが2倍〜10倍以上に進化。
読書の方法を改善させるその方法は、これ です。