人間の体の構造を意識し、速読力を上げる
今回は流行りの脳について
身近な考察を交えて書いていきましょう。
新しい環境で勉強したり、働き始めたりする前に読むと
きっと役に立つかと思います。
体を動かすことが脳にとってもいいのは、誰しも経験則からわかるかと思います。
俗に、体を動かしていればボケないなどと昔から言われてきたりしています。
よくよく考えてみれば当然のことで、心も体も、人の体の中で別々に別れているのではなく、併存しています。
しかし、現在、脳の測定装置等の物理的な限界で、普通に歩くようなシンプルな活動でも、そのときの脳活動を計測することは不可能だそうです。
実際に体を動かせば脳は活発になるという証拠がつかめていないのが現状です。
運動が脳にとって有益だと推測することは容易いことですし
脳に悪影響を与える要素は全く見当たりません。
科学的データがないにしても、脳を運動が活発にさせているであろう事例はたくさんあります。
例えば、ふと散歩している時におもしろいアイディアが急に浮かんだりします。
一流のアスリートたちを眺めてみても、瞬間的に試合状況を把握しプレーに取り組んでいます。
科学的に根拠を求めるのは不可能ですが、彼らの試合中の判断力、決断力、リーダーシップ、試合後の発言をみてみても、脳は活発に活動し、知的レベルが高水準にあると感じられます。
平日の学校や会社での自分の行動と休日のときの行動を比べれば、
どちらの日が脳が活発に動いているのか気付かれるかと思います。
休日を過ごし、月曜日になって「昨日は無駄な一日を過ごしてしまった」なんてボヤく人がいましたら、改めて普段からの自分自身の脳の働きかたに対して意識してみるといいでしょう。
休日も平日も関係なく、自分自身の脳の働きを意識して行動するようになれば、自分自身の人生さえもコントロール出来るようになります(詳細は後日記載予定)。
1つ、脳は活発に働かせることに関して、注意しておくべきことがあります。
体を動かすことで、体中の血液の循環がよくなり、脳の血液もよくなるから、脳が活発に働くという解釈は誤解である、ということです。
私たちヒトの脳の血液の流れは一定に保たれています。
もし体内の血液の循環が速くなり。心拍が速くなって血液が上がったとしても、脳の血流は必ず一定の速さになるように、特に優先されて自動的に調節されます。
脳の血液の循環を一時的によくする裏技をコッソリ紹介しておきます。
それは、呼吸を意図的に止め、体内に二酸化炭素を貯めてしまうことです。
呼吸頻度が減少し脳の中の酸素が欠乏すれば、急激に脳内の血液の循環がよくなります。
脳がビックリするわけですから。
当然コレを長時間続けると、危険です。
例えば、息を止め、我慢出来るまで英単語を暗記してしまうとか。方程式の暗記の時に使ってみるとか。
工夫すれば、使える場面もままあります。
重ねてお伝えしますが、息を止めることを長時間続けるのはあまりにも危険です。
このような裏技に依存するのではなく、脳の働き方を客観的に把握することが重要だと私は思います。