2008.12.28 Sunday
形づくれ!芸術家よ!語るな!
ゲーテ。
フルネームはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。
人間の直裁的感覚を反映させた色彩論を提唱した科学者としての一面もあり、政治の分野で産業振興にも携わったりしてます。戯曲等も多数手がけてます。マルチな学者・政治家です。
特に彼の才能の中で突出しているものは文章ですね。
野の小バラは必読。簡潔だけれど抒情に富んでいる。
古典主義回帰の作品はあんまり面白くないけれども、ファウストを執筆していた関係を考えれば、仕方ないことかもしれない。
特に刺激的なのは、シュトルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)運動のときよりも晩年の、西東詩編の説教臭くも、直接的な、奔放な詩編でしょう。ゲーテの嫉妬(?)や偽善(?)も欺瞞(?)も伴って、己の傲慢さを狭小し、隠すことなく、あるがまま、自在に唱っている。
大胆だ…!!
まるでパブロ・ピカソの晩年の絵画の境地ではないか!?
一読して、すんなり意味は分かるけれども、もう一度読むと、より深く、より味わい深く堪能できる。
久々に何度も読み返しながら堪能できました。
ここで特にお勧めの詩をリストアップしてみたい。
※詩は速く読むなんてことは野暮なんで、ご注意を。
遅読が大事即ち、スローリーディング!
* 野の小バラ
* 悲しみの喜び
* 省察
* 千変万化の恋人
* 魔王
* 神性
* 宝堀り
* 花のあいさつ
* ※西東詩編の殆どすべてが凄まじい。
フルネームはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。
人間の直裁的感覚を反映させた色彩論を提唱した科学者としての一面もあり、政治の分野で産業振興にも携わったりしてます。戯曲等も多数手がけてます。マルチな学者・政治家です。
特に彼の才能の中で突出しているものは文章ですね。
野の小バラは必読。簡潔だけれど抒情に富んでいる。
古典主義回帰の作品はあんまり面白くないけれども、ファウストを執筆していた関係を考えれば、仕方ないことかもしれない。
特に刺激的なのは、シュトルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)運動のときよりも晩年の、西東詩編の説教臭くも、直接的な、奔放な詩編でしょう。ゲーテの嫉妬(?)や偽善(?)も欺瞞(?)も伴って、己の傲慢さを狭小し、隠すことなく、あるがまま、自在に唱っている。
大胆だ…!!
まるでパブロ・ピカソの晩年の絵画の境地ではないか!?
一読して、すんなり意味は分かるけれども、もう一度読むと、より深く、より味わい深く堪能できる。
久々に何度も読み返しながら堪能できました。
ここで特にお勧めの詩をリストアップしてみたい。
※詩は速く読むなんてことは野暮なんで、ご注意を。
遅読が大事即ち、スローリーディング!
* 野の小バラ
* 悲しみの喜び
* 省察
* 千変万化の恋人
* 魔王
* 神性
* 宝堀り
* 花のあいさつ
* ※西東詩編の殆どすべてが凄まじい。