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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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町田康/きれぎれ


さて昨日の夕方(もう日付が変わったので)は町田康さんの「きれぎれ」を読みました。

あらゆる時間や状況がパラグラフ毎にバッラバラにカットアップされたような文字が行間を踊っています。

周到に配されていて快い文字のリズムが感じられると思います。


太宰治さんと町田康さんを比較する論調もありますが、…どこかしらそういう意見には違和感があります。

ちょいと自嘲的な共通項はあるかもしれません。


この作品は日本の私小説的なオーソドックスなカタチを取りながらも、かなりオリジナルな文体を構築していると思います。


前者よりも後者の方が、理性が効いてる気がしますし、何より…暗くないです。

(決して太宰治さんの作品を貶しているのではないので誤解のないように…)

向井秀徳のZAZEN BOYSに通じる酩酊感、焦燥、苛立ち(或いは、反骨精神、パンク精神)を感じました。

かっこいいと思います。語彙も豊富ですし。


知人の展覧会を見に行くという話が…凄まじいことになっています。

どこからこんなイマジネーションが湧いてでてくるのかと、読んでる最中感心しっぱなしでした。



これ以上内容について語るのは、この作品にゃ野暮なんで止めておきます。



正直、所々読めない、知らない漢字があったので・・・
暇を見つけて調べようと思っています。

向井秀徳好きは、必読書です…、読んで後悔しないはず。




| 速読家の読書感想 | 19:49 | comments(0) | |