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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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小説家と心理療法士のこころをめぐる対話
最近対談本を読みました。
これは…退屈なテレビ番組に退屈した時なんかに読むといいですよ。
コッチの方が面白いし、知恵が得られます。


この対談本には二人の人物が出てきます。

一人は、
河合隼雄さんは過去ユング研究所で心理学を学んだ人です。
他の作家さんとの対話集も確か出してますね。

相当の聞き上手なのでしょう。

僕は、高校二年生の夏に、この人の著作「こころの処方箋」でけっこうグッときてしまいました。
大胆で強靭な考え方を語ってくれるなあと、感じました。


10代の時にその本の中からいくつか、僕自身の価値観を形づくるためのヒントを学びましたね。

その後でユングとかフロイトとか知りますが、まあ、それはそれとして…。


もう一人は、おなじみ村上春樹さん。
説明は…、省きますネ。



河合さんとの語らいの中で、村上さんは、自己の作品の分析を深めていきますね。

的確な分析だと思います。

村上ファンは注意深く読んでもいいでしょう。

また、小説家として活動するに至る生活スタイルにも言及していますね。


ねじまき鳥クロニクルの後に作った本だから、随分「ねじまき鳥」って頻出しています。

カウンセリングというものの詳細も知ることができます。

でもこの本は対談本ではありますが、「こころ」に関するテーマをいたるところでビシビシ感じます。

刊行された年が1995年だから、湾岸戦争、阪神大震災、オウムの地下鉄サリンなどの頭をもたげる問題が山積していた(今現在だって、その問題は残っています)ときですから、やはり人のこころ、こころの問題を考えたくて、村上さんは京都まで河合さんを訪ねにいったのかなと思いました。


なかなか興味深いのは、「ノモンハンでの出来事」での夢と現実の一致について触れたところですね。

河合さんの指摘通り。

村上さんは聞き返していますが、いやいや、ご存知だと思います!!

人生経験からの総合的な判断から瞬時に少しだけ先の未来の物事を透かし見る能力…。

ありますとも。デジャブなんかじゃないです。


これはイマジネーションの問題です。

イメージする力。ここからこころの問題の解決策も出るもんです。

…よくわかんない人は駅前の本屋でまず読んでみてくださいね。

村上春樹、河合隼雄に会いにいく


| 速読家の読書感想 | 07:06 | comments(0) | |