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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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【029】15年前の僕自身の速読に関する疑問を払拭

●「速読って何か役に立つのだろうか」●
▲「速く読むよりも、じっくりと読んだほうがちゃんと文章を理解できると思う」▲
■「パフォーマンスのような速読がある気がする」■

これは、誰彼の感想というものではなく、僕自身が速読にドップリ浸かるようになる前に、速読に対して抱いていた疑問です。
改めて速読に関する疑問を文字情報として書き出して、今後とも実践性に長けた速読のあり方を考えたいと思います。

<15年前の僕自身の疑問 其の壱>
●速読って何か役に立つのだろうか?●

率直に言って、速読を出来なくても生活には何の支障も来しません。
スピードリーディングという方法は、近代に入り少しづつ考案され、洗練されてきたものです。

速読はとても役に立つ人もいれば(身につけていないとまずい人もいれば)、全然必要ない人もいます。

※速読の役に立つ人:
ビジネスに携わる人、学術研究に関係する人、受験・資格取得を目指す人

※速読の必要ない人:
十分な読解力を持ち合わせていない幼児、読書習慣のない人、速読を一種の超能力などと妄信している人


速読の役に立つ人には、とっても強力な技術です。

自分の時間管理さえも円滑にすることが出来ますし、脳の活性にも役立ちます。
理解できる文字数が飛躍的にアップすると…、考える姿勢が変わります。
自己の読解できるレベルを革新することで、自ずと自分自身の読書に対して自信が持てます。


<15年前の僕自身の疑問 其の弐>
▲速く読むよりも、じっくりと読んだほうがちゃんと文章を理解できると思う▲

速読トレーニングを実際にやってみるまで、速く読んでしまうと、ちゃんと本の内容を理解できないのではないか?
そういう漠然とした不安がありました。
それなら速く読んでも僕にとっては、あまり意味がないな、と。

しかし。
速読修得を通して、今は本を読み「理解する」行為、それ自体を考え直すことが出来ました。
例えば、一つの文章の中の単語なり、文字なりを一つ一つ黙読して、心の中で音声化する。
それを改めて「音」として記憶した文章構造を考察するというのはとても非効率です。

<黙読(或いは、朗読)>→<心の中で音声化>→<単語の理解>→<文章構造の把握>→<文章構造の理解>→<文章内容の理解>
…非効率ですね。

速読することは即ち、文章を構造として捉えること。
キーワードを注視すること。
文章全体を大きく捉えて部分を細かく掴むこと。
淀みなく読み進めることで、理解力が高まること。
其の結果脳内は活性化され、俗にいう「頭の回転がどんどん良くなる」状態を作り出すことが容易になること。
イディオムの意味を100%理解するよりも、パラグラフ単位で70%程度理解していた方が、全体の意味を捉える上で効果大。
70%程度理解、を侮ってはいけません(飛ばし読み、斜め読みのことを指してるのでは、ありませんヨ!)。
充分です。通読としては理想的な理解度ですし、要約する上でも逐語読みよりも断然カンタンです。

上の図式を踏まえると…

<黙読>→<単語の理解>→<文章内容の理解>→<文章構造の理解>

或いは、

<黙読>→<文章の内容、構造の理解>

ショートカットです。
効率的ですね。

「文章全体の意味を瞬時に捉えることってどうすればいいんだろう?」
勿論普段の国語力の向上は不可欠です。
が、社会人や学生にはそれにプラス、速読という方法の体得を強烈にお勧めしたいです。


<15年前の僕自身の疑問 其の参>
■「パフォーマンスのような速読がある気がする」■
速読トレーニングをやっていくと、一般的な速読教材を含めて「一分間に何文字読むことが出来るか」がポイントになってきます。

いわゆる速読マスター、速読インストラクターは一分間のうちにウン万文字も読み取れると聞きます。

しかし真に理解するという点で考えれば、一分間に何文字というのは目標ではないはずです。
それは速読鍛錬の成果を客観視するための数値に過ぎません。
読める文字数の大小などは、大したものではありません。
肝心なのは自分の意識内にあって、確かに理解できるレベルの速読です。
これは業界の噂話の又聞きですが一分間に何万文字も読み取れるインストラクターがいて、その人の理解度を測ろうしたのです。
読んだ文章の要約を問うたところ、ただ一分間のうちに確実に読み取ってた長〜〜い文字情報を紙上に書き出したそうです。

僕は実践性の薄い形骸化した速読は全然必要ないと考えています。
確かに…、それは凄まじい才能の一つ。
多くの人が未だ持ち得ない技術。
しかし僕は、続けます。
読書を通して知性を研磨したい。
好奇心を今以上に満たしたい。
知的興奮に満ちた生活を送りたい。
高性能ロボットが出来そうな暗記や蘊蓄(うんちく)の記憶だけじゃ物足りない。

「柔軟な」読書を標榜しています。
即ち、実践性重視の読書、鑑賞、趣味レベルの読書の使い分けです。
| 英語・日本語速読vol.2 | 00:00 | comments(0) | |