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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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【026】時間がないと言う人に限って軽んじていること〜速読にみる現実問題への処世術〜
毎日忙しくて本を読む時間が…ない。

でもちょっと工夫するだけでいいのです。


読みたい雑誌、明日までに読まねばならないテキスト、余裕を持って読みたい文庫本…。

人の一生をフルに費やしても読み切れない膨大な書物が、世の中にはあります。

我々は、その中の本のごくごく一部を読んでいるに過ぎません。


無数に存在する書物を、完全に読み解き、理解する……ことは、実際問題難しいです。

どんなに、読書スピードの恐ろしく速い人でも、全部を読み、全部を理解するということは残念ながら不可能です。


たとえば、自分の手にした書物を最初から最後まで読んでしまおうとする方がいます。

その本の情報が本当に必要なのかどうか考えるでもなく、最初から最後まで文を目で追っていく。

書かれた文章の真偽を問わぬままに読み進めていく…。


これでは時間の浪費です。


読み進めていく中で、


「この本の内容に似た本は昔読んだことがある」

「今の私にとってこの本の内容は必要ない」


そういった思考の積み重ねも、重要です。


繰り返しますが世の中には膨大な数の書物があります。

ということは、我々はなんとかしてその中から幾冊か、選び取らざるを得ない。

(多読・乱読を通して本を取捨選択する基準は出来上がります!)


単に速読で本を読みこなすだけがいいとは限りません。

様々な用途に応じたフレキシブルな読み方を意識するべきです。

受験、仕事、資格…、と目的は立場によって、色々ありましょうが、それを結果に活かすことが速読の重要なポイントです。


数多ある情報を脈絡なく速読すればいい、というものでもありません。

スピードだけではない、知性に裏付けられた堅実かつ柔軟な読書を心がけましょう。


文章に呼応し、読むリズムに緩急のついた読書 → 速読

これが僕の考える速読のエッセンスです。


何が自分にとって必要か、重要か、そうでないか。

そのことを見つけ出すことが速読の真の目的です。



時間がないと言う人も、速読のこうした効果に注目して下さい。


すなわち、すべての事柄に対して同等に対応するのではなく、優先事項を挙げておいて、さしあてって何が緊急に必要なことか、何があまり重要ではないかの意識。

それに伴って、それらに要する想定時間の算出。



速読には冷静かつ論理的な思考が根底にあります。

速読を学ぶということは、現実の難題への処世術になるのです。
| 英語・日本語速読vol.2 | 20:00 | comments(0) | |