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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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【015】速く読めば「速読」という考え方は危険

前回に引き続き、速読し知性を磨く編です。

※このシリーズでは具体的な速読法には触れる予定はありません。
目的の曖昧模糊なトレーニングの羅列ではない、実践的な速読を常用するためのヒントにつながる記事を目指します。




━━今回は、速く読めば「速読」という考え方は危険、がテーマです!━━━━━

速読の調子はどうですか?

実際に速読ソフトや速読本を利用して速読トレーニングを積んでいる方も、この記事を読んでくれているかと思います。

今回は速読トレーニングにドップリ浸かってしまっている時に、ともすれば陥りがちな危険性についてお話しします。




トレーニングを進めていく中で速読できる文字数ばかりに心血を注ぐべきではない、ということです。

あくまでそのトレーニングは書物を自分の中に濃縮化して言語化・イメージ化し、勉強や仕事や趣味に活かすことが目的の筈です。
※速読トレーニングは、有益かつ実用性に富んだものです。決してトレーニングに取り組む行為自体を軽んじているつもりはありません。

「一分間の間に○千文字速読したゾ」とか「文庫本なら○分で最後まで読み切れるヨ」とか言っても周囲の人への自慢にしかなりません。

つまり、真に自分の中で文字情報を要約したり、体系化したり、転じて文字情報からイメージを描いたりできなければ、未だトレーニングの域を出ていません。

読書した文字数のカウントは、トレーニング上、客観的に新旧の文字数のデータを比較する時には役に立ちます。


しかし文字数の更新だけがイコール速読では、ない、です。


本の難易度や専門性如何で当然理解出来るレベルはまちまちにならざるを得ないのです。

ですから、本を読む速さ、文字数の達成具合は、対象の本の内容・レベルも注意しておく必要があります。




…改めて「読む」ことを考えましょう。
それは自身の知性の向上へ寄与する行為に他なりません。

即ち、自己内言語化、体系化、洗練化を促し、
または、
文字情報からイメージ化する、イメージとして「読み取る」ということです。
※ここでいうビジュアル化とは、
表・図・グラフとしての左脳の司る合理的・論理的認識、または、ビジュアル・映像としての右脳の司る直感的認識を指しています。

「速読していてそんなこと…本当にそんなことできるの?」
そう思いますか?

出来ます。けっしてムツカしいことではないんです。



かのレオナルド・ダ・ヴィンチは研究内容を鏡文字と画の混在したテキストで表現しました。
…彼が速読マスターだったのかどうか…は推して知るべし、です。
(以前、六本木ヒルズの森アーツギャラリーでビル・ゲイツ夫妻が所有しているダ・ヴィンチのレスター手稿画が公開されたのは記憶に新しいですね)

ダ・ヴィンチの意識の中で、対象事項を自己内言語化し、イメージ化し、自由な思考を発揮していたことが窺えます。



僕のサイトでも、読みの使い分け方こそが重要であると説明しています(要参照)。

一部速読本にスキミング・スキャニング自体を否定しているように受け取られる文章を読んだことがありますが、僕はそう思いません。
例えばタウンページや会員年表の類いの書籍を最初から最後まで読む人は殆どいないでしょう。
全く吸収する必要のないと判断した情報などは、複数行読みしなくても、どんどんすくい読みしていいんです。

それが読みの使い分け方の重要性です。


まとめれば、読みの使い分け方、即ち、自身の知性の向上へ寄与する速読のトレーニングこそが勉強や仕事に強力な力となるんです。

トレーニングの目的、意義を確認したところで、続きの速読トレーニングに励んで下さいね。

| 英語・日本語速読vol.2 | 00:00 | comments(0) | |