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@速読書事典

速読や読書術・書籍の大百科事典です。
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【012】イメージする力を育てる〜読書の特権〜

「読書の特権」三部目は、読書から生まれるイメージについてです。


━━読書するということ━━━━━。
文字を理解する時、読書によって喚起されるイメージはさまざまです。

イメージするということが、読書・速読の真骨頂です。
(ジョン・レノンの「イマジン」の歌詞もイメージすることの大切さを歌っています)



何をしたらいいのか分からなくなる、ということありますか?
そういうときあなたはどうしますか。


  • 人にどうしたらいいか相談する
  • 人のやってることを真似する
  • 何にもしない
  • 自分のできるだけのことを、やる


何が、正解、という問題でもないと思いますが、私自身は一番下の項目のスタンスをとっています。





何をしたらいいのかを考える時にはイマジネーションが必要です。

イメージする力を得ませんか。
テレビにもネットサーフィンにも映画にも漫画にもない、読書だけの特権的な力、それがイメージする力の獲得です。

読書は、自分で自分を育てる鏡のようなものです。
自己内省的な一面があります。
物語の追体験だけではなく、自分自身の人生や価値観について思考することができます。

能動的な思考が必要です。
読書に不慣れな人も、多読することで思考する習慣がつきます。





例えば。

小説を読むと、物語を頭の中でイメージ化します。
文字情報の理解だけではない、視覚化、映像化を時間の構成に従ってイメージできます。

伝記や自伝本を読めば、自分の現在の置かれた状況を踏まえて考えることができます。


  • いつまでにこんなことをしたい(自己実現の想定)
  • この人のような活動をしたい


哲学本を読めば、自分という人間を改めて考えることができます。
(Je pense donc, je suis.)

数学の専門書も、著者の考え方が数列にビシビシ反映されています。

  • ゲオルグ・カントールの集合論
  • ゲーテルの不完全性定理


美術の専門書も図版だけではなく批評を読むといいです。
多様な価値観に触れられます。



…政治経済、科学、ジャンルは違っていても、それぞれにイメージするためのヒントが隠されているものです。
読書という行為から、自分をアイデンティファイする大きな手助けを得るんです。




最後に
…このテキストを読んでいるティーンエイジャーの方々、フリーター、ニート等の若い人たちへ。
冒頭で触れたような「何をしたらいいか分からない」という感覚が未だ消えない方へ。

こういう本があります。
題名は「The catcher in the rye」

一度読んでみることをお勧めします。
社会の欺瞞にイラだっている子供でもなく大人にもなりきれないティーンエイジャーが主人公です。
魅力的な主人公です。
この本を読んだ後で、「何をしたらいいか分からない」を考えてみてください。
いいヒントが生まれることを望みます。

| 英語・日本語速読vol.1 | 00:00 | comments(0) | |